京都デート 博物館記事一覧

京都国立博物館は三十三間堂近くにある1897年(明治30年)5月に開館した博物館。主に平安時代から江戸時代にかけての京都の文化を中心とした文化財を、収集・保管・展示している。また特別展が1年に2〜3回行われている。展示館は宮内省内匠寮技師片山東熊(かたやまとうくま)設計の本館(特別展示館)と京都大学名誉教授森田慶一設計の新館(平常展示館)がある。所蔵品には国宝27件、重要文化財181件(2006年...

京都国際マンガミュージアムは、烏丸御池(からすま・おいけ)にある漫画がテーマの博物館だ。国内外の漫画に関する貴重な資料を集める日本初の総合的な漫画ミュージアムとして2006年11月25日に開館した。明治時代の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料、現代の人気作品、世界各国の名作など約20万点を所蔵している。マンガ学部を持つ京都精華大学と、土地・建物を提供した京都市によって、共同事業として整備が進めら...

京都文化博物館は、京都市中京区にある博物館京都の歴史と文化の紹介を目的とし平安建都1200年記念事業して創立された。建物は京都府が建設し、運営は財団法人京都文化財団が行っている。正式名称は「京都府京都文化博物館」。建物は旧日本銀行京都支店(重要文化財)で、現在は京都文化博物館の別館として使用されている。別館の北側に鉄筋コンクリート造地上7階地下1階の建物が、京都文化博物館の本館。★京都文化博物館の...

京都国立近代美術館は、京都市左京区岡崎公園内にある国立美術館だ。北へ少し上がると平安神宮、東へ少し入ると、琵琶湖疎水と動物園がある。平安神宮の大きな鳥居の左側にある。向かい側には京都市美術館がある。まあ比較的静かで、のんびりしたような場所だ。平安神宮も普段はなんにもないだだっ広い場所だし。展示物は日本の近代美術史全体に配慮しながら、京都を中心に関西・西日本の美術に比重を置き、京都画壇の日本画、洋画...

京都市美術館は左京区岡崎にある美術館だ。1928年(昭和3年)に京都で行われた昭和天皇即位の礼を記念して、大礼記念京都美術館という名であった。公立美術館としては古く、東京都美術館に次ぎ日本で二番目。コレクションは明治以降、1990年頃にまで至る日本画、洋画、工芸作品などが中心。主な展覧会はコレクションを年数回テーマを変えて展示換えする常設展のほか、各種公募展、大学の卒業展など。また、新聞社主催の大...

泉屋博古館(せんおくはくこかん)は、左京区鹿ヶ谷(ししがたに)にある、中国の古美術や日本絵画を集めた美術館である。住友家が集めたコレクションで、住友コレクションが展示されている。15代目当主・住友吉佐衞門が収集した中国古代青銅器類と、その長男の住友寛一が収集した中国書画が中心である。所蔵品は、中国の殷(商)、周時代を中心とした青銅器、日本・中国の銅鏡、仏像、明・清時代を中心とした中国書画。泉屋博古...

梅小路(うめこうじ)蒸気機関車館は、JR京都駅の西側にあるJR西日本が運営する蒸気機関車の保存展示施設である。1世紀にわたり、日本の鉄道輸送を支え続けた蒸気機関車を貴重な産業文化財と位置づけ、その動態保存を目的とした日本初の施設。この施設自体が、現役の車両基地(梅小路運転区)であり、蒸気機関車や嵯峨野観光鉄道所有のDE10形ディーゼル機関車の検査・修繕も行なわれている。★梅小路蒸気機関車館の雰囲気...

風俗博物館は源氏物語をテーマに平安時代の貴族の装束などを展示する博物館だ。光源氏の邸宅である六条院の春の御殿を4分の1サイズに縮尺した模型が展示されている。この六條院というのは、光源氏が造営した大邸宅で、源氏が三十五歳の八月に落成した(という話になっている)。この邸宅は、六条京極(きょうごく)辺に四町を占め、六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の旧邸を西南の一郭に含み計画されたものであった。こ...

京都府立陶板名画の庭(とうばんめいがのにわ)は、地下鉄烏丸線北山駅からすぐにある、古今の名画を陶器の板に転写して展示している屋外美術館だ。近くには府立植物園や下鴨神社がある。陶板画というのは原画を撮影したフィルムを陶製の板に転写し焼成したもの。その性質上変色や腐食が起こらないので屋外にあっても永く保存することが可能。どの絵も複数の陶板で構成されている。これは美術展示施設としては世界初のもので、展示...

京都府立総合資料館は、図書館、文書館、博物館の機能を兼ね備えた総合文化施設だ。京都府に関する図書、古文書(こもんじょ)、美術工芸資料などを収集・保管、研究、公開することを目的としている。収蔵品には一般図書のほか、京都府発足以来の行政文書、国宝の「東寺百合文書」(とうじひゃくごうもんじょ)のような貴重な歴史資料もある。近くには京都府立植物園、京都コンサートホールなどの文化施設が多い。「京都に関する専...

承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)は今出川通り烏丸東入るにある臨済宗相国寺にある美術館だ。相国寺(しょうこくじ)は室町三代将軍足利義満が立てた臨済宗のお寺だ。金閣寺や銀閣寺と言った臨済宗相国寺派のお寺が所有する墨蹟・絵画・工芸品等の文化財を収蔵・展示している。大阪の萬野美術館から譲り受けた国宝・重要文化財も多数管理している。国宝無学祖元 墨蹟「与長楽寺一翁偈語」(相国寺蔵)重要文化財相国寺...

京都府立堂本印象美術館(どうもといんしょうびじゅつかん)は、北区衣笠にある美術館。日本画家の堂本印象が自らの作品を展示するために設立した美術館で、斬新な外観は堂本印象自らのデザインによる。きぬかけの路沿道の立命館大学衣笠キャンパス正門前に位置し、豊かな自然と多くの名刹に囲まれている。美術館と所蔵作品は1991年(平成3年)に京都府に寄贈され、京都府立堂本印象美術館となった。因みに堂本印象は、印象派...

立命館大学国際平和ミュージアムは、立命館大学が設立した『平和』をテーマとした博物館だ。立命館大学衣笠キャンパスにある。立命館大学の教学理念『平和と民主主義』を具体化するとともに、同大学が蓄積してきた平和教育・平和研究を発展させるために設立・開設された。手塚治虫の漫画作品から『火の鳥』のレリーフと『わだつみ像』が設置されている。立命館大学では太平洋戦争の開戦日になる12月8日に、わだつみ像の前に集っ...

宇治市源氏物語ミュージアムは、宇治市にある「源氏物語」に関する資料の収集・保管等を行う博物館だ。「源氏物語」は、平安時代の中ごろに紫式部という女性が書いた恋愛物語。千年の時を経た現在も高い文学的評価を受けてマンガになったり現代語に訳した本が売れたりしている。この源氏物語の最後の十帖の舞台が京都の宇治で、「宇治十帖」という名で親しまれている。宇治にある平等院も舞台にした源氏物語の世界を描写。「宇治市...

アサヒビール大山崎山荘美術館は、大山崎にある私立美術館だ。大阪府と京都府の境にある天王山の山腹で、木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する場所。サントリーのウイスキーに「山崎」というのがあるが、この「山崎」がこのあたりのことだ。というのも近くにサントリーの山崎蒸留所があり、そこで作られて寝かせた12年ものウイスキーが山崎なのだ。さて、大山崎山荘美術館のコレクションは、朝日麦酒株式会社(現アサヒ...

月桂冠大倉記念館(げっけいかんおおくらきねんかん)は伏見区にある月桂冠の博物館。濠川畔の月桂冠発祥地に建つ酒蔵(明治42年築)を改装し、伏見の酒造りをテーマとする博物館だ。館内のルートは酒造り工程順になっており、館所蔵である京都市有形民俗文化財の酒造用具類6,120点のうち400点、焼印・朱印・銅板・金型などの出荷用具、樽造り用具まで常設展示する。記念館裏に、十石船の船着場がある。★月桂冠大倉記念...

キザクラカッパカントリー は伏見区にある黄桜のテーマパーク。清酒工房や地ビールレストランのほか企業博物館の黄桜記念館が設けられている。ギャラリーでは黄桜のCMで使用された清水崑と小島功筆の原画を展示、隣のCFライブラリーコーナーでは昭和30年代からの黄桜のCMを観る事ができる。「河童資料館」では河童の歴史と各地の伝承を紹介する。清酒工房に通じる展示室では、江戸時代の酒造道具を工程順に展示する。★カ...