どこに行くか決めないとファッションは決まらない
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最初のデートに何を着ていくか。
それを考えるのはある意味愚問である。
というのも服装というのはTPOによって変えないといけない。
つまり「いつ・どこで・何をするのか」と言うことが決まらないと、何を着ていけばよいかは決まらないからである。
山ほど服を持っている女性が、「着ていく服がない〜!」と困っているのは、これから行く先のTPOにピッタリの服がないからであって、ファッションというのはそうやってTPOに合わせないといけないモノなのだ。
つまり最初のデートで何を着ていけばいいかは、行く場所や、やることを決めてからでないと考えようがないわけである。
となると、決めるべき事はまず、どこで何をするかだろう。
いつ・どこで何をするか決めて、そこからそれに適した服装を選ぶ。
そう言う順序になるわけである。
ところがここで一つ問題が発生する。
デート慣れしていない男というのは、ファッションに疎いのだ。
デート慣れしていない男というのは、デートに何を着ていくべきなのか、今まであまり考えてこなかった。
その結果、どこに行くと決めたとしても、それにあった服を選ぶことが出来ないわけだ。
だから最初のデートは、カジュアルな服装より、多少フォーマルなジャケットやスーツ(セットアップ)を選び、そう言う格好で行ける場所を選んだ方がよいと言うことになる。
用意できる服で行く場所を決める。
デートに着ていく服は、TPOに合わせたものでないといけない。
TPOに合っていない服を着ていくと、KYな空気が読めないヤツだと判断されて、その時点でデート終了と言うことになりかねない。
たかだか服くらいでなぜそんなことになるかというと、場違いで浮いているファッションだと女の子の方が非常に恥ずかしい思いをするからだ。
たとえばゴルフウエアを着てテニスをしようとしたら、テニスコートの支配人から文句が出るに違いない。
逆にテニスウエアでゴルフをしようとしたら、ゴルフ場から出入り禁止になるに違いない。
ゴルフウエアもテニスウエアも大した違いがないようにも思うが、やはりそこには何となくわかる違いがあって、普通の人が見ても、相当違和感があるわけだ。
もっと下世話な例を挙げると、ブリーフでプールや海で泳ぐオジサン。
海水パンツでなく、下着のブリーフで泳ごうとしている。
そう言う感じ。
それと同じ様なことが普段のデートでも起こっていると考えれば、TPOに合っていない服装やファッションがダメだって言うのはわかるはずだ。
ところがファッションに疎い男というのは、この違いがわからないので、平気で場違いな格好で待ち合わせ場所に集合してしまう。
そんな格好じゃ、相手の女性も待ち合わせの場所に近寄れない。
せっかくデートをOKしてもらっても、会ってもらえないんじゃ話にならない。
だからスーツやジャケットで、行けるところに行くべきだろう。
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